摩擦低減材 ラブケミカ® (NETIS旧登録製品KT-100002-A)

ラブケミカ®は、当社独自の「高吸水性ポリマー技術」を応用した、H形鋼・鋼矢板の摩擦低減引き抜き材です。

【メカニズム】
あらかじめ塗布・乾燥させた塗膜が地中の水分を吸収して膨潤し、鋼材表面に「潤滑層」を形成。地盤との摩擦抵抗を大幅にカットします。


【選ばれる5つの理由】

  • スムーズな引き抜き:摩擦をカットし、土砂の「共上がり」を防止(地盤の安定化)
  • コスト削減    :引き抜き作業の効率化により、過大な重機手配が不要に
  • 優れた作業性   :スピーディな「1層塗り完結型」&刺激臭を抑制した低臭気設計
  • 安心のサポート  :現場に応じた丁寧な技術サービスを提供
  • 豊富な実績    :1991年発売以来のロングセラー/NETIS掲載実績あり(旧番号: KT-100002-A)

【主な用途】

鋼矢板仮設工/ネガティブフリクション対策/載荷試験(周面摩擦の最小化)

目次

ラブケミカ®の摩擦低減効果

水分を吸収して「潤滑層」を形成

事前に塗布・乾燥させた塗膜が、地中の水分や周辺固定液を吸収して膨潤。被塗物表面に強力な「潤滑層」を作り出し、摩擦力を大幅にカットします。

ネガティブフリクション対策にも有効

基礎杭に塗布することで、周辺地盤の沈下に起因する「負の摩擦力(ネガティブフリクション)」を効果的に低減します。

国交省 NETIS登録の実績

国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された実績があり、信頼性の高い施工を実現します。(※旧登録)

ラブケミカ®の膨潤潤滑メカニズム

ラブケミカ®の特長

  • ラブケミカ®は液体塗料状で、塗布のための専用ラインが不要
  • 工場や現場のストックヤード等で塗布が可能
  • ローラー、刷毛等で塗布が簡単
  • 乾燥が早く、硬い塗膜になるので、被塗物の取扱いが用意
  • 中性土壌から、地盤改良土壌、アルカリ性のセメントミルクまで幅広い範囲の土壌で効果を発揮 

H形鋼の引抜き試験結果

ラブケミカ®塗布により、無塗布と比べて摩擦力を「約1/10」まで大幅低減!

対象部材

H形鋼(ラブケミカ®塗布/無塗布)

測定条件

打設16時間後に引抜きを行い、引抜き荷重(摩擦力)を測定

技術的考察

打設から16時間という短時間の試験でも「約1/10」の明確な差を確認。 実験室での試験傾向を踏まえると、埋設期間が長くなるにつれて塗膜の吸水・膨潤が十分に進み、さらに高い摩擦低減効果(引き抜きの容易化)を期待。

塗布の状況
ラブケミカ®塗布、未塗布のH形鋼
ラブケミカ®の摩擦力低減効果

試験地盤 :CSM(クワトロ)掘削機造成地盤

使用H鋼 :H300×300×10×15×10.0m

サンプル :無処理 、ラブケミカ®塗布(1.05Kg/m2)

試験方法 :打設後、16時間後に引抜き

引抜き方法:油圧ジャッキを用い引き抜き、

      縁切り時の圧を測定

試験評価法:引抜き荷重を表面積で除し摩擦力(t/m2)

      として算出

【特殊ラインナップ】ラブケミカ®AL

【特長】強アルカリ環境下で選択的に膨潤

強アルカリ環境下(pH12~13程度): 良好に膨潤し、優れた潤滑性能を発揮

中性~弱アルカリ環境下、淡水・海水環境: 膨潤が抑制(不要な膨潤が起こりにくい)

【推奨用途・工法】

対象工法: 地中連続壁工法(コンクリート・ソイルセメント・固化剤充填)

使用目的: H形鋼をはじめとする芯材の撤去・引き抜き時の摩擦抵抗低減

※セメント系固化剤を伴う地盤改良・連続壁工法において、確実な芯材回収をサポートします。

ラブケミカ®の種類と膨潤特性

項 目ラブケミカ®ラブケミカ®AL
膨潤性淡水
塩水
強アルカリ水
主な用途摩擦低減、載荷試験、引抜き
ラブケミカ®ALの地中連続壁工法への適用

目次