第三回 圧入工学に関する国際会議 2024に参加しました

2024年07月03日 – 07月05日の間、シンガポールで開催された圧入工学に関する国際会議2024に参加しました。

会議: ICPE 2024 Singapore 

    第3回圧入工学に関する国際会議
開催: 2024年7月3日から5日の3日間
場所: シンガポール共和国シンガポール国立大学

    (NUS:National University of Singapore)
主催: 国際圧入工学会 

    (IPA:International Press-in Association)

 今回の国際会議には16カ国208名が参加し、64件の論文投稿があり、議論が交わされ盛況のうちに閉会しました。会議開催に先立ち、当社も協賛企業として紹介されました。
 会議参加者には弊社製品、引抜摩擦低減材及び止水材を紹介したところ、東南アジアにはない材料として摩擦低減材が注目されました。東南アジアの都市部では粘土層の地質が多く、鋼矢板引き抜き時に形成される土中の空洞化を低減できるのであれば、地盤沈下の抑制が期待できると興味を持たれ現地での試験施工に繋げることができました。

世界第22位にランク付されるシンガポール国立大学は広々とした芝生の中庭を囲むように円形状に建てられ屋根が広く確保され日差しを避けながら構内を移動でできます。
圧入機は各種鋼矢板に対応しその幅を広げています。
港湾内における鋼管矢板を使用したジャイロプレス工法による二重締め切りの事例。
会議冒頭で当社が協賛企業として紹介され、晩さん会では個別に圧入工学会会長のProf. Chun Fai Leung氏より表彰されました。
圧入機は地質適合した各種の掘削と同時圧入を実現し効率的な施工が可能です。
圧入工法は従来工法に比べ用地縮小、工程簡素化、工期短縮等の効率的な施工の事例。
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